情報リテラシーL/情報コミュニケーション入門L/情報リメディアルL

講義要項講義録練習用教材実習課題

2023年度版 最終更新 2023.04.13 14:00

○講義要項

目標 本講義は,大学生として最低限身につけていてほしい情報コミュニケーション(ICT)スキルの習得を目的とする. ICT社会に対する基本的な理解と情報リテラシーを身に着けることで,在学中の教育研究に必要なICTスキルの習得と,発展的なスキルを自力で学べる基礎能力の習得を目標とする. 具体的な目標は以下の3点である.
  1. 社会で求められるICT基礎的知識と情報倫理・モラルを習得し,ICT技術を適切に活用することができる
  2. 表計算アプリケーションの基本的な使い方を習得し,データを適切に処理することができる
  3. オープンデータを用いた,基礎的なデータ活用ができる
講義内容・計画 政府の「AI戦略 2019」(令和元年6月統合イノベーション戦略推進会議決定)における具体目標, すなわち,「文理を問わず、全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得」する上での軸の一つである, データリテラシーを修得するための基盤となる知識を得た上で,ICT技術を適切に利用でき,かつ,データ思考の基礎であるデータ活用ができるようにする. コンピュータとネットワークの仕組み,情報セキュリティ関する知識を有することで,自らが利用するICT機器やシステムを理解する. また,情報セキュリティに関する各種規程や情報倫理に従って活動できることを心がける. データ思考の基礎として,表計算アプリケーションを用いたデータ活用にも取り組む.
【授業計画】(予定)
1. ガイダンス
2. 電子メールの作法と本学での情報関連利用法について
3. 情報の収集と利用/情報倫理・情報セキュリティ
4. コンピュータシステム,ハードウェア,ソフトウェア
5. ネットワーク,情報セキュリティ
6. 演習(第2回から第5回の範囲)
7. 表計算ソフト(1): 基本操作
8. 表計算ソフト(2): セル参照と組込み関数
9. 表計算ソフト(3): グラフ可視化
10. データベース
11. 実習(1): データ可視化
12. オープンデータの活用(教育用データセットなどを利用)
13. 実習(2): オープンデータの活用
14. 実習結果の発表
15. 講義の総括
成績評価方法 講義内での課題65%, 第6回演習15%,期末レポート20%
教科書・参考文献・図書 教科書や参考図書については,担当教員からの指示があるまで購入の必要はない.

参考図書例
高橋京介「いちばんやさしいITパスポート」SB Creative

オープンデータの参考例
SSDSE(総務省統計局)https://www.nstac.go.jp/use/literacy/ssdse/

○講義録

日程 内容
2023年度は遠隔授業となるため,教材等はすべて e-Learningサイト に置きます。
ログイン後に「情報リテラシー」カテゴリのクラスLに登録しておいてください
はじめてアクセスする際は,登録手順を 参照してください。
使用するアカウントは大学発行のもの(YCU Portalへのアクセスに使うもの)と共通です。
学内で受講する際は指定された教室(本館304)にて,視聴してください。 Zoomの映像・音声は,アシスタントの学生によって,プロジェクターと室内スピーカーでモニタリングされます。 教室内のWiFi環境は必ずしも多人数に対応していないので,教室内でのWiFi接続は1人1台までとし,不要な際はWiFiそのものを無効にしておくことでバッテリーの消耗も抑えられます。
学外(自宅等,静穏な環境が維持できる場所)で受講する場合は,自身でZoomで接続した上で視聴してください。 環境が許される場合は,Zoomへのアクセスはスマホやタブレットを用い,PC実習はネットにつないだパソコンを用いると(画面をいちいち切り替える必要がないので)効率的です。 あるいは,PCにサブモニターを接続して,一方をZoomの画面,他方を自身の画面,のように使い分ければ(画面の拡張モードを使用),ネットワークにつなぐのはPCのみで済みます。